こんにちは、宅建士試験合格者のつばさです
宅建試験って難しいの?
働きながらでも合格できるかな
法律の勉強したことが無いけど大丈夫?
宅建士試験は法律、不動産登記、宅建業法、倫理・職業適性など、多岐にわたる知識領域から出題され、受験者は幅広いテーマに関する深い理解が求められるため一般的に難しい試験と言われています。
では実際どれくらい難しいのか、働きながらでも合格できるのか?
そういった疑問に対して合格者の私が書いていこうと思います。
✔️本記事の内容
- 宅建試験の難易度について
- 働きながらでも十分大丈夫な理由
- 法律未学習者でも大丈夫な理由
宅建試験の難易度について
宅建士試験の合格率は15%程度と一般に低く、競争が激しい試験とされています。
不動産取引に関連する法律や契約法、民法、宅地建物取引業法などの法律に関する幅広い知識が求められ、難易度は中から高程度と言われています。
実際の受験データ
まず実際のデータを見ていきましょう。
事実として合格率は例年15〜17%程度です。
令和4年度の試験結果は以下になります。
<令和4年度宅建試験>
受験者226,048人
合格者38,525人
合格率は17.0%
宅建士試験について
✔︎宅建士試験の目的
宅建士試験は、不動産の売買・賃貸など宅地建物取引に関する法律や知識を持つ専門家を養成し、資格を授与することを目的としています。
✔︎宅建士試験の内容
試験内容は不動産取引に関連する法律、契約の仕組み、土地や建物の評価、宅建業者としての倫理規定など幅広い分野を含みます。
試験形式としてはマークシート方式の4択の択一式試験です。
試験科目は①権利関係、②宅建業法③法令上の制限④税その他の合わせて50問になります。
試験の概要については以下の記事でより詳しく記載しています。
私が思う難易度について
正直な感想ですが、「思ったより難しい」と言うのが正直な感想です。
私のリアルな感想の一例は以下です。
「宅建業法の過去問、こんな細かいところまで聞くの?」
「都市計画法は予備校の講座聞いても全く頭に入ってこないな」
学生時代、周りにも「就活のために宅建申し込んだけど何も勉強してない、後1ヶ月しかない」なんて話している友達もいましたが正直、そのレベルだと合格は難しいでしょう。
法律科目の試験であり、合格率も例年15%程度ということもあり、比較的難しい試験になります。
そこまで難しくない印象をお持ちの方もいるかも知れませんが(私もそうでした)
決して油断してはいけません。特に法律未学習者の方は要注意です。
私は行政書士試験合格者で司法書士試験受験生です。
合格率も宅建より低く、世間一般的に宅建より難しいと言われる試験の経験がありますが、正直宅建はそんなに簡単に合格する試験ではないと思っています。
私は行政書士と司法書士の試験の経験があり、権利関係(民法)の勉強は不要だったため宅建は独学で良いし、過去問を何度か回せば合格出来るかと思っていました。
しかし、いざ学習を始めると過去問は中々難しいし、全然頭に入ってこないんですよね。
それに聞かれる内容も細かいものも多く、何度か繰り返しても間違えてしまいます。
そのため、勉強開始数日で独学を諦め、予備校の講座を受講し始めました。
ただし、宅建試験は努力が得点に結びつきやすい点があり、後述の通り正しい勉強方法でコツコツ勉強を積み上げて行ければ合格出来る試験であると思っています。
働きながらでも大丈夫?
結論
社会人、働きながらでも十分合格可能です。
理由
理由① 周りの受験生も社会人が多いから
きちんとしたデータをお示ししたいと思います。
令和元年度の合格者に占める20代以上の方の割合98.0%
引用 不動産適正取引推進機構HP
もちろん、20代の学生や、20代以上で受験勉強に専業で取り組んでいる方もいるとは思いますが、多くの方が働きながら受験していることがわかります。
理由②コツコツ地道な勉強を継続すれば合格まで辿り着ける
勉強時間について
宅建試験合格に必要な時間は300時間程度と言われています。
大手予備校でも勉強時間の目安としてこれくらいの数字を挙げています。
この数字だけ見ると多いなと印象を受ける方も多いかもしれません。
ただし、多くの方は勉強期間を6ヶ月〜1年で計画しており、勉強期間を6ヶ月とすると見え方が変わってきます。
具体的な勉強方法の計画を以下に記載します。
勉強計画の例
300時間の勉強時間が必要と仮定します。
6ヶ月で割ると1ヶ月で50時間です。
30日で割ると1日あたり1時間30分程度になります。
1日に1時間30分の捻出が難しければ、例えば平日は1時間、お休みの日は3時間としても良いでしょう。
実際私も働きながら、隙間時間を活用してコツコツ時間を作って勉強しています。
法律未学習者でも大丈夫?
結論
問題ありません。
理由
誰もみんな、初めは初学者です。
多くの予備校で開講されているコースでは法律の勉強をしたことが無いことを前提として、基礎の基礎から教えてくれるカリキュラムとなっています。
私は最初は独学でしたが途中でつまづき、スタディングの宅建士講座を受講しました。
以下で挫折した経緯と、なぜスタディングを受講したか、参考となる記事を書いておりますので是非ご参照ください。
スタディングは講座の料金が業界トップクラスに安いのでオススメですよ。
【現役受講生が徹底分析】スタディング宅建士講座の良い口コミと気になる点
また、以下の記事で予備校の比較記事を記載しています。
是非ご参照ください。
でも自分に出来るか不安だな…
まずは各予備校に資料請求してみることをオススメします。
実際に教材のサンプルを見て自分にも継続出来そうか確認してみて下さい。
もちろん、資料請求だけなら無料です。
①クレアール
✔️ 試験についてもっと知りたい方へ
短期合格のコツは?近年の出題傾向は?を知りたい方は以下、資料請求するだけで無料で貰える「非常識合格法」がオススメ
※本来1500円程度の書籍です。
以下リンクから資料請求できます。いつまでもらえるか分からないのでお早めに
②資格スクエア
↑オンライン学習に強みのある資格スクエア
オンライン講義視聴はもちろん、WEB問題集など、忙しい社会人受験生のスキマ時間勉強に最適です。
合格に必要な知識が凝縮し、合格までの最短距離を目指すことをコンセプトにして6ヶ月以下で合格を目指すコースもあります。
③LEC
↑言わずとしれた大手
大手ゆえの安心感、充実したコースや教材、講師陣が魅力です。