こんにちは、司法書士試験合格者、行政書士試験合格者のつばさです。

行政書士試験と司法書士試験はどれくらい難易度が違うんだろう

ダブルライセンスとして行政書士試験or司法書士試験を検討している
両方の試験の合格者の私が双方の試験の難易度についてなるべく中立な視点で記載したいと思います。
✔︎この記事を読んで得られること
- 行政書士試験と司法書士試験の難易度の比較が分かる。
- 合格者のリアルな感想が分かる
結論
尺度が違うため単純な比較は出来ませんが①数字上②実際に試験を受けた上で、
個人的には司法書士試験の方が何段階か難しいと感じます。
以下の4点からそれぞれの試験を比較してみたいと思います。
✔︎比較項目
- 合格率
- 科目数
- 勉強時間
- 試験時間
比較
比較① 合格率
まずは2つの試験の合格率を見てみましょう。
行政書士試験の場合
<令和4年度行政書士試験>
受験者 47,850人
合格者 5,802人
合格率 12.13%
司法書士試験の場合
<令和4年度司法書士試験>
受験者 12,727人
合格者 660人
合格率 5.1%

行政書士試験の合格率は例年10%程度、司法書士試験の合格率は例年5%程度になります。
受験人数が約4倍程度異なるため、単純な比較は出来ませんが、合格率を見ると司法書士試験の方が難易度は高いと言えます。
行政書士試験は180点得点すれば合格する絶対評価の試験であるのに対し、司法書士試験は上位5%に入らないと合格しない相対評価の試験になります。
比較②科目数
行政書士試験の場合
・択一式試験の科目 6科目
①憲法②民法③行政法④商法、会社法⑤基礎法学⑥一般意識
・記述式の試験科目 2科目
①民法②行政法
司法書士試験の場合
・択一式試験の科目 11科目
午前の部
①憲法②民法③刑法④商法、会社法
午後の部
①民事訴訟法②民事執行法③民事保全法④供託法⑤司法書士法⑥不動産登記法⑦商業登記法
・記述式の試験科目 2科目
①不動産登記法②商業登記法

単純な科目数の比較では司法書士試験の方が多くなります。
ただし、行政書士試験も問題数が多く、一般知識の科目では実際には「政治経済社会」「文章理解」「情報通信」と科目が分かれており、試験範囲としてはとても広いものになります。

司法書士試験ですが、何といっても司法書士試験の鬼門は午後の記述式試験です。
問題文だけで10数ページも及ぶ問題を読み、与えられた事例から時系列や法律構成を検討し、解答に記入する必要があります。
比較③試験時間
行政書士試験の場合
午後1時から4時までの3時間です。
司法書士試験の場合
午前は9時30分から11時30分の2時間、
午後1時から4時までの3時間です。
合計5時間です。

単純な試験時間の比較では司法書士試験の方が長くなります。
ただし、行政書士試験も問題数が多く、記述式問題や一般知識では文章の読解問題もあり3時間で解くのは大変です。
司法書士試験の午後の試験はどう考えても3時間で解ききれない問題量のため時間に追われる中、問題を解く苦しさがあります。
比較④勉強時間
次にそれぞれの試験の目安の勉強時間、勉強期間の比較を見てみたいと思います。
大手予備校でも勉強時間の目安としてこれくらいの数字を挙げています。
行政書士試験の場合
行政書士試験合格に必要な時間は600〜1000時間程度と言われています。(法律初学者は800時間〜)
1〜2年かけて合格する人が多いようです。
司法書士試験の場合
司法書士試験合格に必要な時間は3000〜4000時間程度と言われています。
2〜5年程度掛けて合格する方が多いようです。

単純な時間の比較では司法書士試験の方が多いですが、司法書士試験を1年で合格する人もいれば、行政書士試験でも3〜5年掛けて合格する人もいます。
両方の試験を受験した私が思う難易度
数字に現れているように司法書士試験の方が数段階難しいと感じます。
どの程度と言われると難しいですが、勉強時間の目安として司法書士試験の方が約3倍となっていますが、実際それくらい司法書士の方が難しいです。
行政書士試験を受験中の友達がいたとして、「せっかくだから司法書士試験も勉強してみたら?」と気軽にオススメは出来ないのは正直なところです。
勉強するのであれば行政書士試験の2〜3倍程度の勉強は覚悟しなければなりません。
司法書士試験は単純に科目が増えるだけでなく、非常に細かい点まで広く聞かれます。また、司法書士試験の一番の関門は午後の記述式試験です。そのため単純に勉強時間を2〜3倍ではなく、密度も2〜3倍濃い学習が必要となります。
まとめ
単純な数字の比較をするなら司法書士試験の方が難しいでしょう。
ただし、行政書士試験も3〜5年程度掛けて合格する人もおり、単純に行政書士試験の方が簡単とも言いきれないです。
行政書士試験と司法書士試験についてもっと知りたい方へ
✔️ 試験についてもっと知りたい方へ
短期合格のコツは?近年の出題傾向は?を知りたい方は以下、資料請求するだけで無料で貰える「非常識合格法」がオススメ
※本来1500円程度の書籍です。
以下リンクから資料請求できます。いつまでもらえるか分からないのでお早めに
参考に以下のリンクで短期合格にオススメな予備校を紹介しています。




コメント